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本選二回戦Aブロック(3/24〜3/27)総括
文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

 16日間休みなしで続いた本選一回戦が終了。一日休みを置いて、3月24日、いよいよ二回戦がスタートした。

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○第1試合(2003/03/24) 有効票総数=27

   北朝鮮  VS  オランダ王国  VS  パラオ共和国


 一回戦の<<北朝鮮>>対<<オランダ王国>>が引き分けだったため、二回戦最初の試合は3カ国での戦いとなった。
 ネタ王国の北朝鮮、今回も開始早々から、3レスにわたって大量の支援物資が投ぜられる。しかし票を伸ばしたのは<<パラオ共和国>>だった。序盤から大きくリードを奪ったところに、止めを刺したのが「ちょといつもと違う傾向物資」の投下だった。一回戦ドローの両国が、一回戦で使ってきた「ハァハァ系」物資での勝負、その出し方たるや見事なまでの呼吸だった。北朝鮮も負けじと、朝の追加支援を投下。その甲斐あってか午前中のうちは幾分盛り返すが、もはやパラオの勢いは止めようがない。夜に入ってもパラオの快進撃は相変わらず、深夜になってこれまで蚊帳の外のオランダがようやく票を重ね始めるが完全に手遅れ。
 壮絶な支援合戦が繰り広げられたこの試合、北朝鮮(5票)とオランダ(4票)を足し合わせてもパラオの半分。浮動票もがっちり固めたパラオ、またしても圧勝だった。

【勝者:パラオ共和国=18】

 

 

○第2試合(2003/03/25) 有効票総数=30

   スイス連邦  VS  アイスランド共和国


 自然と空気、中立国。何気に共通項の多い、ヨーロッパ勢同士がぶつかる好カード。両国とも接戦を制して二回戦に駒を進めてきた。
 序盤戦は互角の展開。しかし日が昇ると、<<スイス連邦>>がやや抜け出す。そのまま、両者競り合いの戦況の中、スイスがじわじわとリードを広げる形で日中は推移。
 試合が大きく動き始めたのは20時を過ぎてから。やや劣勢の<<アイスランド共和国>>が巻き返しを始めるか、と見せたところへ、スイスが逃げ出しにかかったのが最後の2時間。アイスランドも最後の10分の集中砲火を見せたものの、劣勢をはねかえすにはいたらず、スイスが6票差で勝利した。

【勝者:スイス連邦=18】

 

 

○第3試合(2003/03/26) 有効票総数=17 

   イタリア共和国  VS  ヴィエトナム社会主義共和国


 それだけが魅力というわけでは無論ないが、食をもって高い人気を得ている両国。「パスタ対フォーの麺対決」などという言い方もできる。予選、一回戦と、いずれもダブルスコア以上の大勝で飾ってきた<<イタリア共和国>>。対するは、予選、一回戦と南米勢との接戦を制して勝ち残ってきた<<ヴィエトナム社会主義共和国>>、今回は鉄壁のカテナチオを突破することは出来るのか。
 試合は完全にイタリア独走ペースで始まる。大差で正午を折り返し、ようやく夜になってヴィエトナムの逆襲が始まるも、それでも票差をこれ以上広げないようにするだけで精一杯という状態。午前中のリードを守ったイタリア、ダブルスコアにはわずかに及ばずながら快勝だった。

【勝者:イタリア共和国=11】

 

 

○第4試合(2003/03/27) 有効票総数=20

   スウェーデン王国  VS  グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国


 Aブロック二回戦はすべての試合でヨーロッパ勢が登場。ヨーロッパ同士の対戦も早くも2度目となる。片や名だたる福祉大国<<スウェーデン王国>>、片や「ゆりかごから墓場まで」<<グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国>>。サッカーW杯予選でも対戦した、両孤高の王国が激突する。
 つばぜり合いの幕開けから、まず優位をつかんだのはイギリス。午前中のうちに抜け出しにかかる。しかし日が落ちると、今度は一転スウェーデンが猛反撃。支援物資の投下も受け、午前中につけられたリードをチャラにしたかと思わせた。しかし21時前後から、再びイギリスが票を伸ばしにかかり、混戦を制した。

【勝者:グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国=12】

 

本選二回戦Bブロック(3/28〜3/31)総括
文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

○第1試合(2003/03/28) 有効票総数=20

   ベナン共和国  VS  リヒテンシュタイン公国


 アフリカの星<<ベナン共和国>>と、アルプスのミニ国家<<リヒテンシュタイン公国>>、小国ながら、一回戦ではともに18票とって快勝した両国が激突する、Bブロック二回戦の最初の試合である。
 これまで、たった一人の存在で、国のイメージを向上できるということを示してくれたベナン。しかしここまで来ると、それだけで勝ち上がるのはつらい。毛色の違った支援やコメントも目立ち始める。先行したベナンを、リヒテンシュタインがじりじりと追い上げ、さらにベナンが突き放し返す、という展開となる。結局勝者は、序盤のリードを終始守りきったベナン。なんだかんだで結局切り札は「やっぱりゾマホン」だった。

【勝者:ベナン共和国=12】

 

 

○第2試合(2003/03/29) 有効票総数=14

   スペイン  VS  ユーゴースラヴィア連邦共和国


 投票者に疲れが見え始めたか、このごろ投票数が中だるみ気味。中でもこの日は有効投票数わずか14、本選最少記録をマークしてしまった。
 <<スペイン>>対<<ユーゴースラヴィア連邦共和国>>のヨーロッパ対決。ともに国内に複雑な民族事情を抱えている。
 最初からスペインが大量リードを奪い、そのまま一方的に押し切ってしまった。一方のユーゴはわずか2票、二回戦の最少得票に終わった。予選は一位、一回戦も快勝でここまで勝ち上がってきたユーゴだったが、ネタが切れてしまったか。今後この手のトーナメントが再び行われるとしても登場することのないユーゴ、ここでさびしく去っていった。

【勝者:スペイン=12】

 

 

○第3試合(2003/03/30) 有効票総数=21

   ヴァチカン市国  VS  フィンランド共和国


 Bブロック最多の有効得票数を記録したこの試合も、前日に引き続きヨーロッパ対決。ともに一回戦では接戦を制した。カトリックの総本山<<ヴァチカン市国>>と、十字の旗を掲げる<<フィンランド共和国>>。好感度の神の加護は果たしていずれに下るのか。
 フィンランドが先行、ヴァチカンが追いかける展開でスタート。序盤戦、そして日中にも票を重ねたフィンランドが大量リードを奪う。夜に入ってヴァチカンも食い下がるが、フィンランドはそのままリードを保ち、結局ダブルスコアの快勝。しかし票数こそ大差とはいえ、両国とも支援が盛んに投下され、なかなかの好勝負となった。

【勝者:フィンランド共和国=14】

 

 

○第4試合(2003/03/31) 有効票総数=15

   ソロモン諸島  VS  トルコ共和国


 三月もこれで終わりである。
 この日も票数は少なめながら、いい勝負を展開。予選、一回戦とも圧勝で勝ち上がってきた<<トルコ共和国>>に、一回戦で大国フランスを破った<<ソロモン諸島>>が挑む。
 序盤戦はまったく互角の展開、ややトルコリードかといった感じ。これまでの試合では序盤に大量リードを奪って安全圏に入るという流れできたトルコにとっては初めての競り合いらしい競り合いとなる。トルコがやや突き放す形で夜が明けるが、その後日中はまったく票が入らないという珍展開。夕方に入ってから戦闘再開といったていになる。一進一退という戦況の中、じりじりとトルコがリードを広げ、結局ダブルスコアの勝利。しかしブロック優勝最有力と見られたトルコをも苦しめたソロモン諸島の戦いぶりは、一回戦に続き評価できる。

【勝者:トルコ共和国=10】

 

本選二回戦Cブロック(4/2〜4/5)総括
文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

○第1試合(2003/04/02) 有効票総数=16

   オーストリア共和国  VS  アラブ首長国連邦  VS  アメリカ合衆国


 一日の休みを挟み、二回戦の後半戦に突入。引き分けの試合があったため、二回戦最初の試合同様巴戦になった。登場するのは、かつてのハプスブルク帝国の末裔<<オーストリア共和国>>。そして一回戦をドローで通過した、現在の帝国<<アメリカ合衆国>>と、オイルマネー王国<<アラブ首長国連邦>>がこれに挑む。
 序盤は三つ巴の展開。それが次第に、アメリカ対オーストリアの一騎打ちの様相を呈してくる。双方が交互に票を取り合う展開で、どちらが勝つかまったく読めない。
 結局勝利したのはオーストリア。しかし7票は本選の勝者としては目下最少の記録。USAとの差はわずかに一票。これまで予選、本選一回戦と、最後の最後に滑り込んで勝ち進んできたUSAだが、奇跡は三度までは起きず、これで南北アメリカ勢はトーナメントからすべて姿を消した。
 三代目投票スレが稼動し始めたのはこの試合。この試合最後の1票が新スレ最初の票となった。

【勝者:オーストリア共和国=7】

 

 

○第2試合(2003/04/03) 有効票総数=18

   ギリシャ共和国  VS  ブルガリア共和国


 バルカンの隣国同士、<<ギリシャ共和国>>と<<ブルガリア共和国>>。トリビアだが、ギリシャ語でYesという意味の言葉は「ネー」という。ブルガリア語では発音のほぼ同じ「ネー」がNoの意味になるという。果たしてどちらにどちらの「ネー」が突きつけられたのか。
 序盤戦は完全に互角の展開。接戦になるかと思いきや、それが午後に入ると一転してギリシャ一辺倒。支援も絡め、ほぼ半日に渡り、ブルガリアに一票も与えぬ見事なまでの一方的展開をみせる。最後の最後に意地を見せて票を加えたブルガリアだが、昼以降につけられた大差を挽回することは到底かなわず、ギリシャが一回戦に続いての圧勝で勝ちあがった。

【勝者:ギリシャ共和国=14】

 

 

○第3試合(2003/04/04) 有効票総数=16

   ナウル共和国  VS  インド


 世界第二位の人口と世界屈指の古い歴史を持つ大国<<インド>>。ここに一回戦でヒマラヤの小王国・ブータンとのデッドヒートを制した、消滅の危機に瀕する小国<<ナウル共和国>>が挑む。ナウル、一回戦に引き続いての南アジア勢との対決に勝利することはできるのか。
 試合は、ネタの豊富さで勝るインドが、終始リードする展開。対するナウルは完全にネタ切れ気味。いかな悲劇的状況とはいえ、それだけで勝ちあがっていけるほどトーナメントは甘くはない。それでも必死に食い下がり、インドが逃げればすかさず追い上げ返してはみせるものの、追いつきぬき返すことはかなわぬまま、支援も投下されていくインドの前に、差はじりじりと開いていく。結果は4票差でインド勝利に終わった。

【勝者:インド=10】

 

 

○第4試合(2003/04/05) 有効票総数=24

   マレーシア  VS  ドイツ連邦共和国


 <<マレーシア>>と<<ドイツ連邦共和国>>。両国ともいい意味で日本に「喝」を入れてくれる存在であるといえる。人気の高さはこれまでの戦いからもうかがえる。全体に盛り上がりに欠ける試合が多かったこのブロックにあって、もっともにぎやかな試合となった。
 ここまでの戦いぶりを見る限り、この勝負、やはりドイツのほうに一日の長があるかと見えた。しかし序盤戦の展開はその見立てをもしのぎ、完全にドイツ一辺倒で進行。マレーシアが最初の一票を得たのはなんと午後に入ってからだった。その後アジアの同胞・マレーシアが巻き返しにかかるかと思われたが、ドイツも譲らず票差はなかなか詰まらない。結局ドイツが10票差をつけて、今回も大勝した。

【勝者:ドイツ連邦共和国=17】

 

本選二回戦Dブロック(4/6〜4/9)総括
文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

○第1試合(2003/04/06) 有効票総数=28

   デンマーク王国  VS  アイルランド


 激戦区・Dブロックの最初の試合。<<デンマーク王国>>対<<アイルランド>>のヨーロッパ対決だが、この両国、EC(当時)に加盟したのが同時(1973年、もう一カ国はイギリス)。一回戦はともに快勝した両国の対決を見てみよう。
 開始2時間になろうかというころになってようやく投ぜられた、最初の票はデンマーク。しかし、一回戦でダントツの最多得票をたたき出したアイルランドはやはり強い。その後はほぼ一辺倒の展開で、日没まで推移する。それでもデンマーク、22時を前にして俄然猛反撃に出る。支援物資を含め、約30分にわたり連続して票を獲得するものの、これまでのアイルランドの大量リードを揺るがすにはいたらなかった。アイルランドが今回も12票差をつけて圧勝。一回戦に引き続き、二回戦でも最多得票をマークした。

【勝者:アイルランド=20】

 

 

○第2試合(2003/04/07) 有効票総数=24

   日本  VS  ポーランド共和国


 <<日本>>対<<ポーランド共和国>>、ともにこれまでは圧勝、圧勝できている両国の対戦。これも熱い試合が期待できるカードだ。しかしながら、予選では20票を越す大勝ながら、本選に入りその勢いにかげりが見える日本、対するは予選二桁得票の中国を相手にもせず一蹴したポーランド。果たしてこの勢いの差がどう出るか。
 試合はポーランド優位ですすんだ。特に支援大量投下のあった序盤は大幅リードを奪った。日本も食い下がり、終盤盛り返しては見せたものの、結局はダブルスコアでポーランドの勝利となった。
 ポーランドは今回も選対によって大量の物資投下が行われたわけだが、その働きもさることながら、今回は各投票者の主義から、あえて日本を投票対象からはずしたという投票が目立ち、それが勝因となった側面は否定できない。日本、予選の結果と比べてみるにつけても、なぜ今になってそういう話が噴出してくるのかという気もするが、それが個々の投票者の意思であり、各人のトーナメントや好感度についての考え方に基づいている以上、もはやどうこう言うべきでもないのだろう。本トーナメントの意義、国家の好感度の意義を、改めて考えさせられる試合だった。

【勝者:ポーランド共和国=16】

 

 

○第3試合(2003/04/08) 有効票総数=30

   タイワン  VS  タイ王国


 いろいろな意味で、二回戦で最高の好勝負を繰り広げたカード。<<タイワン>>と<<タイ王国>>の対決。名前が似ているというのはともかく、ともにアジアのよき隣人であり、優勝してもおかしくないだけの魅力を持つ両国。これまでの戦績を見ても、予選・一回戦とも圧勝と力を見せつけてきた。前日に引き続き多くの投票者を逡巡地獄の底に突き落としたこの試合、終始抜きつ抜かれつの接戦となった。
 最初40分は広告の嵐で試合が進まなかったのだがそれはともかく、序盤戦はタイワンが先行、タイが追撃する形で進んだ。しかしタイもじりじりと食らいつき、日中の得票で差をつめてしまう。支援も次々に投下しつつ、タイの粘りは夜に入っても続き、ついにタイワンを抜き返してしまった。その後夜が更けてからもなお激しい競り合いが続くが、最後に勝負を決したのはタイワンだった。最後の15分間の4連続得票で、見事タイを再度抜き返したのである。
 結果、タイワンが2票差の大接戦を制する。有効票総数はAブロック第2試合と並び二回戦最多タイ。まさに二回戦最大の激戦だった。一方、ヴィエトナム、マレーシアに続いてタイも敗北したことにより、東南アジア勢は二回戦で全滅した。

【勝者:タイワン=16】

 

 

○第4試合(2003/04/09) 有効票総数=15

   ハンガリー共和国  VS  ロシア連邦


 二回戦最後の試合。ともに旧社会主義陣営、その親玉と衛星国だった両国の対戦となった。「ハンガリー動乱」の因縁の試合。今回は果たしてどうか。
 先行したのは<<ハンガリー共和国>>。しかし夕方に入りようやく最初の一票を得た<<ロシア連邦>>も、そこから票を連ねて巻き返しを図る。しかし結局は支援・ネタも豊富だったハンガリーがダブルスコアの快勝を飾った。
 今回集計陣を悩ませたのは、全文ロシア語の投票。有効コードを伴っていたが、内容が判読できない。その後判明したところでは<<>>内が国名ではなかったため、どの道無効票ではあったし、そもそも有効になったところで結果は覆らなかったわけだが、凝りすぎた投票というのも考え物ではある。

【勝者:ハンガリー共和国=10】

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