Aブロック 決勝(2003/04/20)総括
パラオ共和国  VS  グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国
文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

有効票総数=26

 1位 14票 パラオ共和国  →決勝T進出

 2位 12票 グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国

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 トーナメントも残り10カ国と絞られ、いよいよブロック決勝戦が始まる。最初の対戦は、美しき海に抱かれた<<パラオ共和国>>、対するはかつて世界の海を牛耳った<<グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国>>。歴史の浅い太平洋の小国ながら、ここまですべての試合を圧勝でクリア、その人気と、知られざる魅力のポテンシャルから、ブロック優勝最右翼候補とも見られるパラオ。一方のイギリスは、常任理事国最後の生き残り、長い歴史と多彩な文化の魅力は十分。圧勝の試合こそないものの、堅実な戦いでここまで駒を進めてきた。

 最初の一票が入ったのはイギリス。しかしすぐにパラオのラッシュが入る。「ペ島(ペリリュー島、日本軍玉砕の地)の桜を讃える歌」。開始早々、パラオは大量リードをもらい、今回も圧勝かと思われたが、そうは問屋が卸さない。判官びいきやアイルランド人気も手伝って、ただちにイギリスがじりじりと票を伸ばしにかかる。パラオも少しずつ票を加えて逃げ切りを図るが、イギリスの得票テンポがやや早いという状態で、未明から日中を推移する。日曜だったためか、今回は昼間の投票が夜より盛況。夜間はほとんど動きのないまま終了時刻を迎える。結果はパラオの逃げ切り勝ちとなったが、その差わずか2票。これまではすべてワンサイドゲームで勝利してきたパラオを、後一歩まで追い詰めたイギリス。大接戦だった。

 

Bブロック 決勝(2003/04/21)総括
スペイン  VS  フィンランド共和国  VS  トルコ共和国

文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

有効票総数=25

 1位 12票 トルコ共和国  →決勝T進出

 1位 12票 フィンランド共和国  →決勝T進出

 3位.  1票 スペイン

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 三カ国による決勝となったBブロック、現在と未来(?)のEU加盟国ばかりが並んだ。三回戦を10票タイで勝ちあがった<<フィンランド共和国>>と<<トルコ共和国>>。そして三回戦で、10票のベナンを最後の最後でかわしきった<<スペイン>>だ。先に行くほど悩ましくなるこのトーナメント、今回も迷いに満ちたレスが散見された。そのためか、有効票総数も、D以外は大差ないとは言え、ブロック決勝で最少となっている。

 開幕ダッシュを見せたのはフィンランド。そしてトルコが追いすがる。このあたりは三回戦同様の展開だが、テンポは今回のほうが速い。その後日が昇ると、トルコがなおも票を伸ばして一歩リードを奪った形。そして日が落ちるころから、両者のデッドヒートが開始される。まずフィンランドが昼間のリードをチャラにしたかと思えば、トルコがすぐさまその分を取り返す、すかさずフィンランドも追いつき返して、といった塩梅で、両者一歩も譲らぬ形勢のまま、終了の時刻までもつれ込んだ。

 そして結果を見るや、トルコとフィンランドはまたしても12票で同数。あろうことか三回戦でも同着だった同士が、さらに今回も23:00ちょうどに一票ずつ獲得というところまで同じ(うち一票は<<フィソラソド>>票だったのだが、理解可能であるため有効とされた)。この両国、またしても一緒に勝ちあがり、今度はパラオを交えて巴戦を戦うことに決まった。

 哀れをとどめたのはスペインだ。開幕まもなくに1票とったが、それっきりほかの2国の競り合いをよそに蚊帳の外。そのスペインも、つい二試合前にはユーゴースラヴィアに2票しか与えぬ完勝を演じていることを考えると、諸行無常、盛者必衰という言葉すら脳裏に浮かんでしまう。

 

Cブロック 決勝(2003/04/23)総括
オーストリア共和国  VS  ギリシャ共和国  VS  ドイツ連邦共和国
文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

有効票総数=27

 1位 15票 ドイツ連邦共和国  →決勝T進出

 2位.  7票 ギリシャ共和国

 3位.  5票 オーストリア共和国

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 これまたEU3カ国の巴戦。ここまで全試合ダブルスコア以上で勝利、圧倒的強さを誇る<<ドイツ連邦共和国>>。そして三回戦で同票であったためともに勝ち上がってきた<<オーストリア共和国>>と<<ギリシャ共和国>>である。ドイツ系両国とギリシャ、という対立構図を考えることも出来るが、そのギリシャも独立当初はドイツの王子を国王に頂いていた過去があったりする。それぞれ2006W杯、EURO2008(スイスと共催)、2004五輪と、スポーツイベントの開催も控えている三カ国の戦いを見てみよう。

 票の伸びは決してよくない。午前中はギリシャとドイツが競り合っている状態だったが、日中はほぼ半日票が入らないという事態に。どういうわけか、オーストリアとギリシャのいる試合は二試合続けて「半日放置プレイ」である。

 日が暮れると、いよいよドイツが本領を発揮し始め、食い下がるギリシャを少しずつ引き離しにかかるが、まだまだ試合は終わらせるわけにはいかない。20時台に入って、ようやく初得票を手にしたオーストリアに混じり、ギリシャは支援物資投下でドイツに食い下がろうと図る。しかしこれが限界。夜も10時が迫ると、ドイツ票が次から次へと集まり始め、あれよあれよという間に差が開いていく。最終盤に一気に突き放したドイツ、今回も二位ギリシャにダブルスコアの大差をつけて快勝。出遅れたオーストリアは、同じく最終盤に票を加えギリシャに2票差まで伸ばしてきた。

 なおこの日と、翌日のDブロック決勝は、当初から集計人を務めてきた四葉虫眼鏡 ◆ChekiC8Kw2氏が所用により集計を行うことが出来ず、三月末から登場した新人集計人・清き集計人氏が、初めて単独で集計を行った。

 

Dブロック 決勝(2003/04/24)総括
アイルランド  VS  タイワン
文責:空気擦過 ◆US2VTGbXvQ

有効票総数=37

 1位 24票 アイルランド  →決勝T進出

 2位 13票 タイワン

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 最大の激戦区、Dブロックも、これでついにブロック優勝が決する。このブロック決勝に登場するのは、片や選対の万全なバックアップで大躍進、本選の得票数記録を独占する<<アイルランド>>。対するは、根強いファン多数を擁して、予選での驚異的な得票をはじめ、これまたマルチな戦いぶりを見せる、好感国家の筆頭格<<タイワン>>。まさに本選トーナメントの最後を締めくくるにふさわしい頂上決戦、舞台の幕は切って落とされた。

 アイルランドが最初から仕掛けてくる。連続投稿で開始早々大量リードを奪う、三回戦の対ポーランド戦同様の戦況になった。なりたあっぷろーど ◆lQ8qoqUMA氏とハンス・ザックス ◆XyeIDX5/vs氏による支援物資の大量投下もあいまって、今回もアイルランド圧勝ムードが、夜も明けやらぬうちから漂い始める。

 以後日が落ちて、夜に入っても、ほぼアイルランド一辺倒、タイワンはその陰でポツリポツリと票を拾う、という戦況がつづいた。しかしこれで終わってしまうわけにはいかない。夜も9時を回ろうというころ、ついにタイワンの逆襲が始まる。ニダ改め氏が口火を切っての支援投下。ついでバサラ ◆2HLng5G4kg氏、迷いながら双方に物資を、しかしタイワンのほうに大量に手厚く投下した。このあたりから、タイワンもようやく目が覚めてきた感がある。夜10時台には、タイワンが一気に票を伸ばし、追い込みをかけてきたといったてい。

 それでも、反撃はあまりにも遅かった。24対13、アイルランドは今回も圧勝でブロック優勝を飾った。タイワンも食い下がりはしたものの、ダブルスコアだけはかろうじて免れたという感じ。これで東アジア勢は、一カ国も決勝トーナメントに駒を進めることかなわずに、姿を消すことになった。

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